カワチ薬品はしっかり、８月度既存店売上高４．８％減も指標は超割安圏

　カワチ薬品<2664.T>はしっかり。同社は東日本で大型郊外店を中心にドラッグストアを展開するが、消費増税の影響から月次売上高の低調が続いている。１日発表した８月度（７月１６日～８月１５日）の連結月次売上高は既存店が前年同月比４．８％減、全店ベースでは同２．３％減だった。８月度は昨年に比べ気温の高い日が続き、季節関連商材は順調に推移したものの、販促日に台風などの天候悪も客足に影響した。ただ、足もとの低調は同業他社も同様で、同社株はＰＥＲ８倍台、ＰＢＲ０．４倍台と割安感で群を抜いていることもあって足もとは買い戻しが優勢となっている。

カワチ薬の株価は１０時２３分現在１８２２円（△４円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）