ETF売買動向＝26日前引け、日興米債ヘ無、ｉＳ米債７が新高値

　26日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比166.6％増の2922億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同165.0％増の2529億円だった。

　個別では上場インデックスファンド米国債券（為替ヘッジなし） <1486> 、ｉシェアーズ・コア米国債７－１０年　ＥＴＦ <1656> が新高値。ｉシェアーズ　米ドル建てハイイールド社債　ＥＴＦ <1497> 、上場インデックスファンド新興国債券 <1566> 、ＮＥＸＴ　小売 <1630> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が7.53％高、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が4.72％高、ＣｈｉｎａＡＭＣ　ＣＳＩ３００　Ｉｎｄｅｘ　ＥＴＦ <1575> が4.39％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は4.76％安、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は3.93％安、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　南方中国Ａ株　ＣＳＩ５００ <2553> は3.67％安、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> は3.37％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が719円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1455億2200万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金651億2700万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFでは日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が232億2800万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が170億700万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が166億3300万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が151億2200万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が126億1400万円の売買代金となった。

株探ニュース