ETF売買動向＝17日大引け、全銘柄の合計売買代金2215億円

　17日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比44.2％減の2215億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同46.8％減の1874億円だった。

　個別ではＯｎｅ　ＥＴＦ　高配当日本株 <1494> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ日本株配当貴族 <2065> 、グローバルＸ　ロジスティクス・Ｊ－ＲＥＩＴ　ＥＴＦ <2565> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　穀物上場投資信託 <1688> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ野村株主還元７０ <2529> など21銘柄が新高値。ＪＰＸ日経４００ベア２倍上場投信（ダブルインバース） <1469> 、ｉシェアーズ・コア　日本国債　ＥＴＦ <2561> 、ｉシェアーズ米国債２０年超ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2621> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　ドバイ原油先物　ベア　ＥＴＮ <2039> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＯｎｅ　ＥＴＦ　南方中国Ａ株　ＣＳＩ５００ <2553> が9.52％高、ＭＡＸＩＳトピックスリスクコントロール（１０％） <1574> が6.05％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　貴金属バスケット <1676> が4.58％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　産業用金属 <1686> が4.27％高、ＮＥＸＴ　エネルギー資源 <1618> が3.74％高と大幅な上昇。

　一方、ＣｈｉｎａＡＭＣ　ＣＳＩ３００　Ｉｎｄｅｘ　ＥＴＦ <1575> は40.30％安、上場中国Ａ株パンダ <1322> は7.87％安、ＮＥＸＴ　日経・ＪＰＸ白金指数連動 <1682> は6.30％安、純プラチナ上場信託（現物国内保管型） <1541> は3.43％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が175円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1181億9800万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1257億1100万円を下回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が177億2700万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が164億7500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が93億5300万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が69億7300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が52億7900万円の売買代金となった。

株探ニュース