後場の日経平均は244円高でスタート、アンリツやTDKが5％を超える上昇

[日経平均株価・TOPIX（表）]

日経平均;21629.87;+244.71TOPIX;1617.99;+10.33

[後場寄り付き概況]

　後場の日経平均は前日比244.71円高の21629.87円と前引けから上げ幅を拡大して取引を開始した。午前の日経平均は反発。225先物はランチタイムにかけて21580円-21650円のレンジで推移。円相場は1ドル111円70銭付近で朝方から円安方向に推移。この流れから、後場の日経平均は前引けから上げ幅を拡げ、前日比で200円を超える上昇で寄り付く形となった。ランチタイムにかけて一段と円安が進んだことで、225先物が21600円を超えてきたことから、後場の日経平均も一段高での開始となった。

　業種別では、医薬品、水産・農林業、精密機器、電気機器、証券・商品先物取引業、その他製品、不動産業などがプラスで推移。一方、海運業、鉄鋼、非鉄金属、空運業、電気・ガス業、石油・石炭製品がマイナスで推移している。売買代金上位では、ZOZO<3092>、アンリツ<6754>、レオパレス21<8848>、TDK<6762>が5％を超える上昇を見せているほか、アドバンテスト<6857>、大東建託<1878>、キーエンス<6861>、武田薬<4502>、エムスリー<2413>、ソフトバンクG<9984>などがプラスで推移。一方、昭和電工<4004>、ソフトバンク<9434>などがさえない動きとなっている。
＜HH＞