決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】寄付 … 川崎汽、エーザイ、新日本科学 (8月2日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の8月1日から2日の決算発表を経て3日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ＣＴＣ <4739>
　24年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比48.1％増の63.7億円に拡大したが、通期計画の400億円に対する進捗率は15.9％となり、5年平均の12.4％とほぼ同水準だった。

★No.2　日本ライフＬ <7575>
　24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比21.3％増の32.4億円に伸び、4-9月期(上期)計画の44.9億円に対する進捗率は72.1％に達し、5年平均の46.0％も上回った。

★No.3　インテリＷ <4847>
　23年6月期の経常利益(非連結)は前の期比3.0％増の16億円に伸び、24年6月期も前期比42.9％増の22.9億円に拡大を見込み、22期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4739> ＣＴＣ 　　　　東Ｐ 　 +18.83 　　8/ 2　　　1Q　　　 48.48
<7575> 日本ライフＬ 　東Ｐ 　 +10.71 　　8/ 2　　　1Q　　　 21.32
<4847> インテリＷ 　　東Ｐ　　 +8.61 　　8/ 2　本決算　　　 42.86
<9090> ＡＺ丸和ＨＤ 　東Ｐ　　 +6.32 　　8/ 2　　　1Q　　　 44.88
<2395> 新日本科学 　　東Ｐ　　 +5.90 　　8/ 2　　　1Q　　　-32.29

<8130> サンゲツ 　　　東Ｐ　　 +5.55 　　8/ 2　　　1Q　　　 41.10
<7729> 東京精 　　　　東Ｐ　　 +4.71 　　8/ 2　　　1Q　　　-27.49
<6908> イリソ電子 　　東Ｐ　　 +4.43 　　8/ 2　　　1Q　　　-21.65
<9107> 川崎汽 　　　　東Ｐ　　 +4.19 　　8/ 2　　　1Q　　　-81.63
<1893> 五洋建 　　　　東Ｐ　　 +3.94 　　8/ 2　　　1Q　　　 50.63

<9008> 京王 　　　　　東Ｐ　　 +3.60 　　8/ 2　　　1Q　　　112.88
<9302> 三井倉ＨＤ 　　東Ｐ　　 +3.17 　　8/ 2　　　1Q　　　 -8.57
<9412> スカパーＪ 　　東Ｐ　　 +2.53 　　8/ 2　　　1Q　　　 22.87
<3191> ジョイ本田 　　東Ｐ　　 +1.95 　　8/ 2　本決算　　　 -8.01
<9001> 東武 　　　　　東Ｐ　　 +1.67 　　8/ 2　　　1Q　　　 64.26

<7989> ブラインド 　　東Ｐ　　 +1.53 　　8/ 2　　上期　　　 -6.49
<8368> 百五銀 　　　　東Ｐ　　 +1.46 　　8/ 2　　　1Q　　　 31.13
<4523> エーザイ 　　　東Ｐ　　 +0.23 　　8/ 2　　　1Q　　　190.94

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした3日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース