決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … ファーマＦ、アスカネット、ユークス (9月6日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の9月5日から6日の決算発表を経て9日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　ゼネラルパ <6267>
　19年7月期の連結経常利益は前の期比98.1％増の7.4億円に拡大したが、20年7月期は前期比19.5％減の6億円に減る見通しとなった。

▲No.5　ナ・デックス <7435>
　20年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益は前年同期比53.3％減の1.9億円に大きく落ち込み、5-10月期(上期)計画の4.8億円に対する進捗率は41.0％にとどまったものの、5年平均の33.9％を上回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<2929> ファーマＦ 　　東２　　 -7.32 　　9/ 6　本決算　　　 18.24
<6267> ゼネラルパ 　　ＪＱ　　 -7.06 　　9/ 6　本決算　　　-19.46
<4334> ユークス 　　　ＪＱ　　 -6.81 　　9/ 6　　上期　　　　黒転
<2373> ケア２１ 　　　ＪＱ　　 -3.05 　　9/ 6　　　3Q　　　586.96
<7435> ナ・デックス 　ＪＱ　　 -2.20 　　9/ 6　　　1Q　　　-53.32

<6040> 日本スキー 　　東Ｍ　　 -1.36 　　9/ 6　本決算　　　　8.83
<2438> アスカネット 　東Ｍ　　 -0.62 　　9/ 6　　　1Q　　　　9.15
<9734> 精養軒 　　　　ＪＱ　　 -0.20 　　9/ 6　　上期　　　-15.05
<3733> ソフトウェア 　ＪＱ　　 -0.09 　　9/ 6　　　3Q　　　 11.12

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした9日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース