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<動意株・28日>(大引け)=冨士ダイス、菊水HDなど
冨士ダイス<6167.T>=マド開け急伸。同社は超硬合金の耐摩耗工具を手掛け、国内約3000社に及ぶ企業との取引実績を持つトップメーカー。半導体向けで高水準の需要を獲得し、22年3月期は営業利益段階で前の期比11倍以上となる急回復を果たした。27日取引終了後、23年3月期の業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の11億4000万円から11億1000万円へわずかに減額したが、一方で最終利益は8億2000万円予想から12億8000万円に56%も上方修正、前期実績比で6割強の大幅増益となる見通し。土地売却による特別利益計上が反映される。また、今期配当についても従来計画の22円から32円(前期実績は22円)に大幅増額しており、これを評価する買いを呼び込む形となった。PBR0.6倍台と割安感が強いことも買い人気を助長している。
菊水ホールディングス<6912.T>=大幅反発。27日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を112億5000万円から119億円(前期比18.1%増)へ、営業利益を12億円から13億円(同25.8%増)へ、純利益を8億5000万円から9億円(同26.9%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を30円から38円(前期30円)へ引き上げたことが好感されている。注力市場であるEV(電気自動車)関連市場や電池関連市場、エネルギー関連市場、半導体関連市場への売り上げが国内、海外ともに好調に推移していることが要因としている。
マイクロアド<9553.T>=上げ足強めストップ高。同社はきょう、マイクロアド台湾が越境EC支援を行うスターフィールド(東京都豊島区)と提携したと発表しており、これが材料視されているようだ。スターフィールドは、多言語・多通貨・現地決算などに対応するアジア向けの通販に強い越境ECカートのシステム「LaunchCart」を提供している企業。この提携により、マイクロアド台湾が従来行ってきた越境ECサービスと、スターフィールドのサービスを組み合わせることで、越境EC事業の拡大ステージに応じた適切なサービスを提供するとしている。
日本製紙<3863.T>=上値指向継続。製紙業界大手で王子ホールディングス<3861.T>と2強に位置する。同社は27日に新聞用紙の価格引き上げを発表した。4月1日納入分から10%強相当の値上げを実施する見通しにある。資源価格の高騰や円安による輸入コストの上昇に対応したもので、業界他社もこれに追随する動きをみせる公算が大きい。製品値上げに伴う利益採算の改善を好感する形で買いを呼び込んでいるが、同社のPBRは0.3倍前後と株価指標面でも割安なことから買い安心感が働いている。
クシム<2345.T>=ストップ高。27日の取引終了後、連結子会社のチューリンガムが、SBIホールディングス<8473.T>のグループ企業であるSBI VCトレード(東京都港区)とWeb3領域で業務提携したと発表。これを手掛かり視した買いが入ったようだ。チューリンガムは、日本円でオンチェーンのNFT(非代替性トークン)取引ができる「SBI Web3ウォレット」を活用したWeb3プロジェクトの支援を開始する。パブリックチェーンでのNFTを活用したビジネスを検討しているIP(知的財産)保有企業やゲーム企業などのスムーズな参入の実現が可能になるという。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
菊水ホールディングス<6912.T>=大幅反発。27日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を112億5000万円から119億円(前期比18.1%増)へ、営業利益を12億円から13億円(同25.8%増)へ、純利益を8億5000万円から9億円(同26.9%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を30円から38円(前期30円)へ引き上げたことが好感されている。注力市場であるEV(電気自動車)関連市場や電池関連市場、エネルギー関連市場、半導体関連市場への売り上げが国内、海外ともに好調に推移していることが要因としている。
マイクロアド<9553.T>=上げ足強めストップ高。同社はきょう、マイクロアド台湾が越境EC支援を行うスターフィールド(東京都豊島区)と提携したと発表しており、これが材料視されているようだ。スターフィールドは、多言語・多通貨・現地決算などに対応するアジア向けの通販に強い越境ECカートのシステム「LaunchCart」を提供している企業。この提携により、マイクロアド台湾が従来行ってきた越境ECサービスと、スターフィールドのサービスを組み合わせることで、越境EC事業の拡大ステージに応じた適切なサービスを提供するとしている。
日本製紙<3863.T>=上値指向継続。製紙業界大手で王子ホールディングス<3861.T>と2強に位置する。同社は27日に新聞用紙の価格引き上げを発表した。4月1日納入分から10%強相当の値上げを実施する見通しにある。資源価格の高騰や円安による輸入コストの上昇に対応したもので、業界他社もこれに追随する動きをみせる公算が大きい。製品値上げに伴う利益採算の改善を好感する形で買いを呼び込んでいるが、同社のPBRは0.3倍前後と株価指標面でも割安なことから買い安心感が働いている。
クシム<2345.T>=ストップ高。27日の取引終了後、連結子会社のチューリンガムが、SBIホールディングス<8473.T>のグループ企業であるSBI VCトレード(東京都港区)とWeb3領域で業務提携したと発表。これを手掛かり視した買いが入ったようだ。チューリンガムは、日本円でオンチェーンのNFT(非代替性トークン)取引ができる「SBI Web3ウォレット」を活用したWeb3プロジェクトの支援を開始する。パブリックチェーンでのNFTを活用したビジネスを検討しているIP(知的財産)保有企業やゲーム企業などのスムーズな参入の実現が可能になるという。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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