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―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の6月7日から10日の決算発表を経て11日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 ファーマF <2929>
24年7月期第3四半期累計(23年8月-24年4月)の連結経常利益は前年同期比2.0倍の32.2億円に急拡大し、通期計画の29億円に対する進捗率が111.1%とすでに上回り、さらに5年平均の59.0%も超えた。
★No.2 学情 <2301>
24年10月期の連結経常利益を従来予想の26億円→28億円(前期は25.6億円)に7.7%上方修正し、増益率が1.4%増→9.2%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。
★No.3 モロゾフ <2217>
25年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比10.4%増の7.3億円に伸び、2-7月期(上期)計画の8.2億円に対する進捗率は89.3%に達したものの、5年平均の92.8%を下回った。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<2929> ファーマF 東P +10.36 6/10 3Q 103.73
<2301> 学情 東P +3.78 6/10 上期 54.18
<2217> モロゾフ 東P +0.33 6/10 1Q 10.41
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした11日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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