プリマ、今期経常を一転1％減益に下方修正

　プリマハム <2281> が3月29日大引け後(15:00)に業績修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の154億円→135億円(前期は136億円)に12.3％下方修正し、一転して1.1％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の78.7億円→59.7億円(前年同期は61.7億円)に24.1％減額し、一転して3.2％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2019年3月期の連結業績予想（通期）は、前回予想から、販売数量の増加により売上高は増加するものの、人件費や物流費の増加に加え、加工食品事業では引き続き市場環境の厳しさに伴う販売競争激化から、売上増加分が利益増加に結びつかず、食肉事業では豚肉・鶏肉相場の低迷等、市況悪化に伴う利益率の低下により、利益額が前回予想を下回る見込みとなりました。 　（注）上記の業績予想は、現在入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因により予定数値と異なる可能性があります。