シベールは小動き、１８年８月期業績予想を下方修正も反応限定的

　シベール<2228.T>は小動き。１５日の取引終了後、１８年８月期の単独業績予想について、売上高を３０億１１００万円から２９億６４００万円（前期比３．２％減）へ、営業利益を５０００万円から２４００万円（前期１億２０００万円の赤字）へ、純利益を５７００万円から３２００万円（同３億８９００万円の赤字）へ下方修正したが、市場の反応は限定的のようだ。

　配送料金を顧客に転嫁した結果、送料負担の増加という心理的抵抗感から購買を控える動きが見られることに加えて、「麦工房」と「シベール」というダブルブランドから「シベール」にブランドを一本化したことが顧客の一時的な混乱につながり、売上高が想定を下回っていることが要因としている。

　同時に、２０年８月期を最終年度とする中期経営計画を発表しており、最終年度に売上高３０億８８００万円（１７年８月期３０億６１００万円）、営業利益１億５１００万円（同１億２０００万円の赤字）を目指すとしている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）