561円
中広のニュース
日経平均株価
始値 21504.61
高値 21578.81(14:47)
安値 21492.65(09:01)
大引け 21556.51(前日比 +107.12 、 +0.50% )
売買高 12億3574万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆3924億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は反発、終始買い優勢の展開で約2ヵ月半ぶり高値に切り返す
2.米株の上昇一服で円高も、パウエルFRB議長の議会証言受け買い安心感
3.輸出株は軟調な動きも、医薬品・建設・不動産などの内需株が全体牽引
4.中国・上海株や香港株が堅調で、投資家のセントメントを強気に傾ける
5.先物主導で裁定買い観測、売買代金は指数組み入れ株数変更に伴い拡大
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは33ドル安と3日ぶりに反落した。アナリストが投資判断を引き下げたキャタピラーが安く、決算が市場予想を下回ったホーム・デポも下落し指数を押し下げた。
東京市場では、終始買い優勢の展開で、日経平均株価は約2ヵ月半ぶり高値に浮上。FRBの利上げ見送り姿勢が確認され、リスクを取る動きが強まった。
27日の東京市場は、米国株の上昇一服や為替の円高を背景に、取引開始前は積極的に上値を追いづらい地合いとみられたが、フタを開けてみると意外に買い意欲は旺盛だった。パウエルFRB議長の米上院での議会証言では、当面利上げは見送るとの姿勢を明示、想定内とはいえこれが買い安心感につながった。日米金利差の縮小思惑から為替はドル安・円高に振れたが、輸出株が軟調となった一方で医薬品、建設、不動産などの内需株が買われ、全体相場を支えた。先物主導で裁定買いが入り、指数寄与度の高い値がさ株が上昇して、日経平均の押し上げに貢献した。取引時間中は中国・上海株市場や香港株市場が堅調だったことも投資家のセンチメントを強気に傾けた。東証1部の売買代金も前場は低調だったものの、後場は指数組み入れ株数変更に伴う売買を反映して、2兆4000億円弱と膨らんだ。
個別では、武田薬品工業<4502>が断トツの売買代金をこなし上昇、任天堂<7974>も買われた。ファーストリテイリング<9983>、資生堂<4911>が高く、ZOZO<3092>も物色人気。昭和電工<4004>なども上値を伸ばした。NTT<9432>も堅調。ショーケース・ティービー<3909>、エンビプロ・ホールディングス<5698>が値幅制限いっぱいに買われたほか、レオパレス21<8848>も上値指向を続けている。ラサ工業<4022>も値を飛ばした。
半面、キーエンス<6861>が売りに押され、ファナック<6954>も冴えない。花王<4452>、東京海上ホールディングス<8766>も軟調。ネオス<3627>が大きく下げたほか、鎌倉新書<6184>、東京個別指導学院<4745>などの下げも目立つ。ダイフク<6383>、NISSHA<7915>が売られ、オプトラン<6235>、コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス<2579>、北の達人コーポレーション<2930>も安い。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983> 、ユニファミマ <8028> 、エーザイ <4523> 、第一三共 <4568> 、アステラス <4503> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約93円。うち50円はファストリ1銘柄によるもの。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄はファナック <6954> 、TDK <6762> 、花王 <4452> 、東エレク <8035> 、安川電 <6506> 。押し下げ効果は約23円。
東証33業種のうち上昇は21業種。上昇率の上位5業種は(1)医薬品、(2)建設業、(3)不動産業、(4)その他製品、(5)小売業。一方、下落率の上位5業種は(1)機械、(2)鉱業、(3)保険業、(4)電気機器、(5)パルプ・紙。
■個別材料株
△フロンテオ <2158> [東証M]
アグレックスとパートナー契約を締結。
△アイロムG <2372>
1.12%を上限に自社株買いを実施。
△電算システム <3630>
「楽天銀行コンビニ支払サービス(アプリで払込票支払)」の取扱い開始。
△ショーケース <3909>
「Googleしごと検索」に最適化する構造化ツールを開発。
△ミライアル <4238>
前期経常を一転12%増益に上方修正、配当も10円増額。
△ウチダエスコ <4699> [JQ]
上期経常が15%増益で着地。
△ガーラ <4777> [JQ]
「ラペルズ・モバイル」の韓国・中国・台湾展開でライセンス契約締結。
△メドピア <6095> [東証M]
4月から「コムコム.com」とサービス連携を開始。
△橋本総業HD <7570>
1→1.1の株式分割を実施。
△リリカラ <9827> [JQ]
定款の一部を変更し事業目的に不動産の売買などを追加。
▼ネオス <3627>
新株予約権発行による潜在的な希薄化を嫌気。
▼綜研化学 <4972> [JQ]
今期経常を16%下方修正。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ショーケース <3909> 、(2)エンビプロ <5698> 、(3)ブイキューブ <3681> 、(4)サニーサイド <2180> 、(5)ラサ工 <4022> 、(6)電算システム <3630> 、(7)ライクKN <6065> 、(8)レオパレス <8848> 、(9)遠藤照明 <6932> 、(10)橋本総業HD <7570> 。
値下がり率上位10傑は(1)ネオス <3627> 、(2)鎌倉新書 <6184> 、(3)東京個別 <4745> 、(4)プレミアG <7199> 、(5)ジンズメイト <7448> 、(6)スミダコーポ <6817> 、(7)オープンドア <3926> 、(8)ダイフク <6383> 、(9)日精化 <4362> 、(10)中広 <2139> 。
【大引け】
日経平均は前日比107.12円(0.50%)高の2万1556.51円。TOPIXは前日比3.22(0.20%)高の1620.42。出来高は概算で12億3574万株。東証1部の値上がり銘柄数は1153、値下がり銘柄数は893となった。日経ジャスダック平均は3476.84円(21.26円高)。
[2019年2月27日]
株探ニュース
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