ETF売買動向＝5日前引け、野村自動車、日興Ａリートが新高値

　5日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比26.0％減の1326億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同33.1％減の1070億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　電機・精密 <1625> 、上場インデックスファンド世界株式（ＭＳＣＩ　ＡＣＷＩ） <1554> 、上場インデックス米国株式 <1547> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ外国株式・ＭＳＣＩ <2513> 、ＮＥＸＴ　自動車・輸送機 <1622> など28銘柄が新高値。東証マザーズＥＴＦ <2516> 、ＭＡＸＩＳ米国国債７－１０年（為替ヘッジあり） <2839> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　ドバイ原油先物　ベア　ＥＴＮ <2039> 、ＮＥＸＴ　ＮＹ　ダウ・ベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> 、ＮＥＸＴ　東証マザーズＥＴＮ <2042> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ブロード上場投資信託 <1684> が3.41％高と大幅な上昇。

　一方、ＣｈｉｎａＡＭＣ　ＣＳＩ３００　Ｉｎｄｅｘ　ＥＴＦ <1575> は3.33％安、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は3.10％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が11円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金613億2500万円となり東証全銘柄で5位。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均753億8400万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が102億6200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が75億9400万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が69億円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が57億4000万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が55億3000万円の売買代金となった。

株探ニュース