協和日成が年初来安値、今３月期は経費負担で２ケタ超の減益見込む

　協和日成＜1981.T＞が急落、前日比３２円安の４４０円まで下げ幅を広げ年初来安値を更新した。
　１９日取引終了後に発表した前１４年３月期の連結決算は、売上高３７１億３０００万円（前の期比７．１％増）、経常利益１５億１３００万円（同４８．３％増）と増収大幅増益を達成したが、今１５年３月期は売上高３７６億４０００万円（前期比１．４％増）、経常利益１２億６５００万円（同１６．４％減）と２ケタ超の減益を予想した。
　前期はガス設備新設工事に加え、給排水衛生設備工事やゴルフ場などの緑化散水設備工事も好調で、売り上げが拡大し収益性も大きく高まった。今期もガス設備工事は堅調で、増収を確保できると見ているが、本社移転に伴う諸費用が収益を圧迫する。

協和日成の株価は１１時１２分現在４４０円（▼３２円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）