佐藤渡辺、今期配当を30円増額修正

　佐藤渡辺 <1807> [ＪＱ] が2月10日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比7.6％減の16.2億円に減ったが、通期計画の20.5億円に対する進捗率は79.1％に達し、5年平均の43.5％も上回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比62.3％減の4.2億円に大きく落ち込む計算になる。

　同時に、期末一括配当を従来計画の70円→100円(前期は100円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比30.3％減の7.3億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の9.3％→7.8％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社の利益配分につきましては、経営体質の強化および将来の事業展開に備えての内部留保の充実等を勘案のうえ、業績に対応し、配当性向も考慮しつつ安定した配当を維持することを基本としております。　2022年３月期の期末配当予想につきましては、上記の基本方針と当期連結業績が順調に推移していること、ならびに中期経営計画(2021年度～2023年度)に掲げた株主の皆様への利益還元目標等を総合的に勘案し、期末の１株当たり配当予想を当初の70円から30円増配し、100円とすることにいたしました。