北弘電社、前期経常を39％上方修正、未定だった配当は120円実施

　北弘電社 <1734> [札証] が4月24日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。18年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の4億1000万円→5億7000万円(前の期は7500万円)に39.0％上方修正し、増益率が5.5倍→7.6倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の5億4500万円→7億0500万円(前年同期は3億5500万円)に29.4％増額し、増益率が53.5％増→98.6％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、従来未定としていた期末一括配当は120円(前の期は10→1の株式併合前で12円)実施する方針とした。
　17年9月に実施した10→1の株式併合を考慮すると、実質配当は変わらない。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高は受注済工事案件の次期への繰り下がりにより減少いたしましたが、原価低減活動等により利益の改善が見込まれるため、業績予想を修正するものであります。

　当事業年度の業績等を総合的に勘案し、株主配分の充実を図るため、期末配当は120円の普通配当を実施する予定であります。