ETF売買動向＝4日大引け、全銘柄の合計売買代金2107億円

　4日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比12.9％減の2107億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同14.8％減の1846億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　ブルサ・マレーシア <1560> 、ｉシェアーズ・コアＭＳＣＩ　新興国株　ＥＴＦ <1658> 、上場インデックスファンド世界株式（ＭＳＣＩ　ＡＣＷＩ） <1554> 、ＭＡＸＩＳ全世界株式（オール・カントリー） <2559> 、上場中国Ａ株パンダ <1322> など11銘柄が新高値。ｉシェアーズ米国債１－３年ＥＴＦ <2620> 、ＮＥＸＴ韓国ＫＯＳＰＩ・ベア <2034> 、ｉシェアーズ米国債２０年超ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2621> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　ドバイ原油先物　ベア　ＥＴＮ <2039> 、ＮＥＸＴ　インドベア <2047> など6銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　日経・ＪＰＸ白金指数連動 <1682> が3.89％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が3.85％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ガソリン上場投資信託 <1691> が3.54％高と大幅な上昇。

　一方、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　南方中国Ａ株　ＣＳＩ５００ <2553> は8.03％安、ＮＥＸＴ　電力・ガス電力・ガス <1627> は4.32％安、ＭＡＸＩＳ　ＪＡＰＡＮ　クオリティ１５０上場投信 <1460> は3.91％安、ＮＥＸＴ　鉄鋼・非鉄鉄鋼・非鉄 <1623> は3.02％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が58円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1281億5500万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1716億7400万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が196億7000万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が130億6400万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が78億5500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が70億1300万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が23億7800万円の売買代金となった。

株探ニュース