ETF売買動向＝29日大引け、全銘柄の合計売買代金2855億円

　29日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比35.1％減の2855億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同34.8％減の2746億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ日経・東商取白金指数連動 <1682> 、ＭＡＸＩＳ　ＪＰＸ　日経中小型株指数上場投信 <1492> 、ＮＥＸＴ　電機・精密 <1625> 、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　ＪＰＸ日経中小型 <1493> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　野村企業価値分配指数連動型 <1480> など17銘柄が新安値。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> が10.88％高、上場中国Ａ株パンダ <1322> が5.79％高と大幅な上昇。

　一方、ＥＴＦＳ　銅上場投資信託 <1693> は6.07％安、ＥＴＦＳ　農産物上場投資信託 <1687> は5.88％安、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は4.15％安、ＥＴＦＳ　パラジウム上場投資信託 <1675> は3.90％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が34円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1865億4500万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均2479億2600万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が520億3500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が116億1300万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が68億400万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が45億3000万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が32億9600万円の売買代金となった。

株探ニュース