ETF売買動向＝12日前引け、日興ＳＰヘ有、野村情通サ他が新高値

　12日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前営業日比11.1％減の1086億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同12.4％減の997億円だった。

　個別ではＵＢＳ　スイス株 <1391> 、ＮＥＸＴＮＡＳＤＡＱ－１００ <1545> 、ｉシェアーズ　Ｓ＆Ｐ　５００米国株　ＥＴＦ <1655> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ外国ＲＥＩＴ・Ｓ＆Ｐ先進国 <2515> 、上場インデックスファンド米国株式 <2521> など6銘柄が新高値。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> が4.49％高、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> が4.13％高、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が3.98％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　白金上場投資信託 <1674> が3.92％高、ＭＡＸＩＳ　ＨｕａＡｎ中国株式（上海１８０Ａ株） <2530> が3.22％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は3.89％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が127円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金783億1100万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均996億6700万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が112億6700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が25億7300万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が19億9200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が14億8700万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が10億6100万円の売買代金となった。

株探ニュース