国際帝石など石油関連株が高い、イラン情勢への懸念でＷＴＩ価格上昇◇

　石油関連株が高い。国際石油開発帝石<1605.T>や石油資源開発<1662.Ｔ>、ＪＸＴＧホールディングス<5020.Ｔ>、コスモエネルギーホールディングス<5021.T>などが値を上げている。８日の米原油先物相場はＷＴＩ（ウエスト・テキサス・インターミディエート）の期近物が前週末比０．１５ドル高の１バレル＝５７．６６ドルに上昇。イランが７日にウランの濃縮度を制限の上限から引き上げると発表、１５年の核合意から逸脱する姿勢を示したことが警戒されている。また英国がイランのタンカーを拿捕（だほ）したことに対して、イランは８日に「看過できない」と批判し報復も示唆したことも懸念材料視されている。中東情勢を巡る緊張感の高まりを受け、原油価格が上昇するなか石油関連株には買いが先行している。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：minkabuPRESS