ETF売買動向＝5日前引け、日興東証指数、米国配当貴族が新高値

　5日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比24.3％増の1065億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同21.4％増の979億円だった。

　個別ではＳＰＤＲ　Ｓ＆Ｐ５００　ＥＴＦ <1557> 、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　ＪＰＸ／Ｓ＆Ｐ　設備・人材投資指数 <1484> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ外国株式・ＭＳＣＩ <2513> 、ダイワ上場投信－ＭＳＣＩ日本株女性活躍指数（ＷＩＮ） <1652> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　野村企業価値分配指数連動型 <1480> など74銘柄が新高値。国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、ＴＯＰＩＸベア２倍上場投信 <1356> 、ＮＥＸＴ　日経平均インバース <1571> 、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> 、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> など18銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは南方　ＦＴＳＥ　中国Ａ株５０　ＥＴＦ <1576> が11.82％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が7.37％高、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> が7.33％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> が6.95％高、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> が5.62％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> は3.69％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が342円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金700億7100万円となり東証全銘柄で2位。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金538億3700万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が128億8500万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が34億3300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が23億5600万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が17億8800万円、上場インデックスファンド２２５ <1330> が16億9800万円の売買代金となった。

株探ニュース