ETF売買動向＝17日前引け、野村ＡＩ７０、野村ＪＰＸが新高値

　17日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比33.3％減の995億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同35.0％減の801億円だった。

　個別ではダイワＴＰＸレバレッジ（２倍）指数 <1367> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ野村ＡＩビジネス７０ <2067> 、ＮＥＸＴ　ＴＯＰＩＸ連動型上場投信 <1306> 、上場インデックスファンド世界株式（ＭＳＣＩ　ＡＣＷＩ） <1554> 、ＮＥＸＴ　ＪＰＸ日経 <1591> など18銘柄が新高値。ダイワＴＰＸダブルインバース（－２倍）指数 <1368> 、ＪＰＸ日経４００ベア２倍上場投信（ダブルインバース） <1469> 、日経４００インバース <1471> 、日経４００ダブルインバースインデックス連動 <1472> 、ＴＯＰＩＸベア上場投信 <1569> など8銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　貴金属バスケット <1676> が6.13％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> が4.13％高、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> が3.78％高と大幅な上昇。

　一方、ダイワ上場投信・ＴＯＰＩＸＥｘ－Ｆｉｎａｎｃｉａｌｓ <1585> は4.37％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が25円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金524億900万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均742億6200万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFでは日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が60億8100万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が60億8000万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が59億9700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が40億6600万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が14億7900万円の売買代金となった。

株探ニュース