ETF売買動向＝15日前引け、ＯｎｅＥＳＧ、野村電機精密が新高値

　15日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比32.6％増の1602億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同34.3％増の1491億円だった。

　個別ではＯｎｅ　ＥＴＦ　ＥＳＧ <1498> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ東証ＲＥＩＴ <2066> 、ダイワ上場投信－ＭＳＣＩ日本株人材設備投資指数 <1479> 、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> 、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　ＪＰＸ日経中小型 <1493> など11銘柄が新高値。ＮＥＸＴ　日経平均インバース <1571> 、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> 、ＴＯＰＩＸベア２倍上場投信 <1356> 、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> 、ダイワＴＰＸダブルインバース（－２倍）指数 <1368> など15銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> が3.66％高、ＵＢＳ　英国大型株 <1389> が3.24％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　小麦上場投資信託 <1695> が3.23％高、ＵＢＳ　英国株 <1392> が3.19％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は3.73％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が375円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金955億4400万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金741億6800万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が296億900万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が73億400万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が38億4400万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が36億400万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が19億600万円の売買代金となった。

株探ニュース