ETF売買動向＝19日大引け、全銘柄の合計売買代金7339億円

　19日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比6.1％増の7339億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同4.4％増の6475億円だった。

　個別では楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> 、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> 、ダイワ日経ダブルインバース・インデックス <1366> 、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> 、ダイワ上場投信－日経平均インバース・インデックス <1456> など14銘柄が新高値。ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ外国株式・ＭＳＣＩ <2514> 、Ｓ＆ＰＧＳＣＩ商品指数 <1327> 、ＮＺＡＭ　ＲＥＩＴ指数 <1595> 、上場インデックスファンドアジアリート <1495> 、上場インデックスファンド海外新興国株式 <1681> など82銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ガソリン上場投資信託 <1691> が15.08％高、ＵＢＳ　ユーロ圏株 <1387> が10.55％高、中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> が10.41％高、日経３００上場投信 <1319> が8.03％高、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　国内金先物 <1683> が6.39％高と大幅な上昇。

　一方、ＵＢＳ　アジア太平洋株 <1390> は13.76％安、ＵＢＳ　ユーロ圏大型株５０ <1385> は9.62％安、ＮＥＸＴ　タイ株式 <1559> は9.04％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　大豆上場投資信託 <1697> は5.41％安、南方　ＦＴＳＥ　中国Ａ株５０　ＥＴＦ <1576> は4.70％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が173円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金2932億4200万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均3936億2700万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が2564億9900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が230億6700万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が171億1200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が162億3600万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が150億9100万円の売買代金となった。

株探ニュース