ETF売買動向＝27日前引け、野村不動産、野村外国株Ｈが新高値

　27日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比88.6％増の1540億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同101.8％増の1407億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　不動産 <1633> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　白金上場投資信託 <1674> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ外国株式・ＭＳＣＩ <2514> が新高値。ＭＡＸＩＳ米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）上場投信 <2558> 、ＭＡＸＩＳ全世界株式（オール・カントリー） <2559> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が12.90％高、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が6.64％高、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> が5.31％高、中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> が5.19％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は10.19％安、ＵＢＳ　ユーロ圏株 <1387> は8.99％安、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は8.36％安、ＭＡＸＩＳ　ＨｕａＡｎ中国株式（上海１８０Ａ株） <2530> は6.33％安、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> は6.16％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が455円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金931億3400万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金576億700万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が259億3000万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が64億7500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が35億8700万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が33億1200万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が16億2500万円の売買代金となった。

株探ニュース