ホーブ、前期経常を一転7％減益に下方修正

　ホーブ <1382> [東証Ｓ] が8月8日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年6月期の連結経常利益を従来予想の1億6000万円→1億3800万円(前の期は1億4900万円)に13.8％下方修正し、一転して7.4％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5500万円→3300万円(前年同期は6100万円)に40.0％減額し、減益率が9.8％減→45.9％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（通期連結業績予想修正の理由）　　当社の主力事業であるいちご果実・青果事業のいちご果実販売におきまして、売上高が当初予定を下回る結果となりました。この要因は、原材料価格の高騰による商品売価の上昇に加え、全般的な物価上昇が個人消費の動向に影響を及ぼし、さらに鳥インフルエンザに起因する鶏卵不足による価格高騰や安定的な調達が困難な状況となり、一部商品の製造中止等が発生し、大手取引先を中心にいちご果実の使用量が減少したためであります。　以上の理由により、売上高、利益ともに予定を下回る結果となったことから、連結業績予想を修正いたします。（通期個別業績予想の修正理由）通期連結業績予想修正の理由と同様であります。※上記業績予想につきましては、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。