マルハニチロ、非開示だった今期経常は15％減益へ

　マルハニチロ <1333> が11月2日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比4.3％増の119億円に伸び、従来の26.1％減益予想から一転して増益で着地。
　しかしながら併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比14.6％減の170億円に減る見通しを示した。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比40.4％減の50.1億円に落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比26.3％増の73.8億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の2.3％→2.8％に改善した。

株探ニュース