ETF売買動向＝11日寄り付き、日経レバの売買代金は406億円と活況

　11日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比30.3％減の856億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同28.1％減の745億円となっている。

　目立った値動きではＵＢＳ　先進国株 <1394> が19.49％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が13.66％高、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が12.44％高、ＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> が7.84％高、ＵＢＳ　スイス株 <1391> が7.46％高と大幅な上昇。

　一方、ｉシェアーズ・コア　ＭＳＣＩ　先進国株（除く日本）ＥＴＦ <1657> は8.45％安、ＮＥＸＴダウ・ジョーンズ工業株３０種 <1546> は3.18％安、ＭＡＸＩＳ　ＪＰＸ　日経中小型株指数上場投信 <1492> は3.09％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が72円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金406億9800万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における同時刻の平均売買代金320億9700万円を大きく上回る活況となっている。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が192億8300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が42億800万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が34億7000万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が22億1600万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が13億3400万円の売買代金となっている。

株探ニュース