１８日の株式相場見通し＝売り買い交錯、ＦＯＭＣ結果待ちで動きづらさ

　１８日の東京株式市場は、売り買い交錯で方向感のつかみにくい展開が予想される。前日に米国株市場でＮＹダウなど主要指数が反発したことは支援材料となるものの、前日までの１０連騰で上値も重くなっている。ＦＯＭＣの結果とパウエルＦＲＢ議長の記者会見待ちで積極的な売買は期待しづらい。原油価格が急反落したことで、世界景気に与える影響への警戒感などは薄れるが、前日に大きく株価を上昇させたエネルギー関連株などは、利益確定売りにさらされる可能性が高い。

　１８日の米株式市場では、ＮＹダウ平均株価が前営業日比３３ドル９８セント高の２万７１１０ドル８０セントと反発。ナスダック総合株価指数も、同３２．４７３ポイント高の８１８６．０１６と反発した。

　日程面では、日銀金融政策決定会合（～１９日）。８月の訪日外客数。８月の貿易統計。海外では、ＦＯＭＣの結果発表と会合後のパウエルＦＲＢ議長の記者会見。８月の米住宅着工件数など。

出所：minkabuPRESS