東京株式（寄り付き）＝売り優勢、米株安受けリスク回避ムード

　２６日の東京株式市場は売り優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前営業日比１２６円安の２万１０６７円と続落。

　前日の米国株市場でＮＹダウやナスダック指数などが軟調、特にナスダック指数が３日続落と下値を探る動きとなっており、東京市場もリスク回避の流れにある。外国為替市場では１ドル＝１０７円台前半の推移で引き続き円高に対する警戒感もくすぶる。ただ、全般は薄商いが極まるなか、売り圧力も限定的なものにとどまる可能性があり、下値は２万１０００円ラインが意識されそうだ。米国ではマイクロンテクノロジーの３～５月期決算が市場予想を上回るなど好調で、ファーウェイへの出荷を一部再開したことも発表、これが半導体関連に追い風となる可能性がある。

　寄り付き時点で業種別では３３業種中、５業種が高く、値上がり上位に石油、鉄鋼、医薬品など。一方、値下がりで目立つのはゴム製品、食料品、電力ガス、空運など。

出所：minkabuPRESS