【売り】日産自動車<7201>戻りいっぱいの予想です＝マエストロの株式ボナセーラ

【売り】日産自動車<7201>戻りいっぱいの予想です

【説明】
　1933年設立の自動車大手メーカー。1911年設立の快進社自動車工場が前身。仏ルノー傘下で開発や購買など共同展開、合計販売台数世界４位。新興国を強化。12年にはロシアの自動車大手アフトワズを買収。

　先週金曜日の日経平均株価終値は＋149円の19,265円と続伸し19,200円台に乗せてきました。
　週末の米NY株式市場は上昇し、シカゴ平均株価先物も大幅続伸しておりますので、月曜日は買い優勢で始まることが予想されます。

　日経平均株価の日足は『三空』となっております。月曜日に高く始まれば『四空』となります。
　テクニカル的にも過熱感は更に高まるかたちとなり、日経平均株価の上昇もいったんピークとなり、調整入りの動きとなる可能性が高まります。

　市場参加者や市場関係者は『強気』な見方に溢れております。賢明な投資家は皆が『強気』になった場面ほど、冷静に市場を見つめると言われます。テクニカル的に過熱感が高まった今、とにかくここでの『強気』は注意が必要と言えるのではないでしょうか。

　日産自動車<7201>のチャートも日経平均株価に連動しジリジリと戻りを演じております。

　11月2日に、１５年９月中間期（４－９月）の連結決算を発表。中間期決算は、売上高５兆９３３２億５０００万円（前年同期比１５．３％増）、経常利益４２７６億９１００万円（同３０．３％増）、純利益３２５５億８６００万円（同３７．４％増）。販売台数の増加や費用削減、為替の影響などにより業績が上ブレ着地しました。
　 １６年３月期予想を見直し、売上高を１２兆１０００億円から１２兆２５００億円（前期比７．７％増）、経常利益を７６５０億円から７９００億円（同１３．８％増）、純利益を４８５０億円から５３５０億円（同１６．９％増）に上方修正しました。

　株価は、9月29日の1,029.5円から上昇を続け、週末金曜日は－20.5円の1,259.5円と2日続伸後の反落となりました。
　テクニカル的には過熱感が高まっております。
　一定幅、一定期間の上昇となっており、いったんピークアウトし調整入りとなる可能性が高まっております。