【売り】アルプス電気<6770>上昇銘柄の反落予想です＝マエストロの株式ボナセーラ

【売り】アルプス電気<6770>上昇銘柄の反落予想です

【説明】
　電子部品大手。全世界2,000社を超えるメーカーに約4万種類の電子部品を供給。金型の精密加工技術に強み。売上高の６割が自動車関連。子会社にアルパイン等。

　先週金曜日の日経平均株価終値は＋149円の19,265円と続伸し19,200円台に乗せてきました。
　週末の米NY株式市場は上昇し、シカゴ平均株価先物も大幅続伸しておりますので、月曜日は買い優勢で始まることが予想されます。

　日経平均株価の日足は『三空』となっております。月曜日に高く始まれば『四空』となります。
　テクニカル的にも過熱感は更に高まるかたちとなり、日経平均株価の上昇もいったんピークとなり、調整入りの動きとなる可能性が高まります。

　市場参加者や市場関係者は『強気』な見方に溢れております。賢明な投資家は皆が『強気』になった場面ほど、冷静に市場を見つめると言われます。テクニカル的に過熱感が高まった今、とにかくここでの『強気』は注意が必要と言えるのではないでしょうか。

　アルプス電気<6770>のチャートも日経平均株価に連動しジリジリと戻りを演じております。

　１０月２９日引け後に１６年３月期連結業績予想を上方修正し、純利益を前期比１９．５％増の４１５億円から同４２．５％増の４９５億円に引き上げました。円安を受けて電子部品事業の事業環境が改善しているほか、車載市場やスマートフォン向け製品が堅調に推移しているとのこと。
　また、１５年９月中間期（４－９月）の連結純利益は前年同期比２．２倍の２９１億５２００万円。９月２８日に上方修正していた従来予想の２５５億円をさらに上回ちました。

　株価は、9月29日の3,200円から上昇を続け、週末金曜日は＋30円の3,875円と7日続伸となりました。
　テクニカル的には過熱感が高まっております。
　一定幅、一定期間の上昇となっており、いったんピークアウトし調整入りとなる可能性が高まっております。