【売り】オリックス<8591>戻りいっぱいからの反落予想です＝マエストロの株式ボナセーラ

【売り】オリックス<8591>戻りいっぱいからの反落予想です

【説明】
　大阪でオリエント・リースとして創立。総合リース国内首位。事業多角化、米国、欧州、中東、アジアなど海外でも事業を展開。米国ＳＥＣ基準採用。Ｍ＆Ａ積極的。

　先週金曜日の日経平均株価終値は＋149円の19,265円と続伸し19,200円台に乗せてきました。
　週末の米NY株式市場は上昇し、シカゴ平均株価先物も大幅続伸しておりますので、月曜日は買い優勢で始まることが予想されます。

　日経平均株価の日足は『三空』となっております。月曜日に高く始まれば『四空』となります。
　テクニカル的にも過熱感は更に高まるかたちとなり、日経平均株価の上昇もいったんピークとなり、調整入りの動きとなる可能性が高まります。

　市場参加者や市場関係者は『強気』な見方に溢れております。賢明な投資家は皆が『強気』になった場面ほど、冷静に市場を見つめると言われます。テクニカル的に過熱感が高まった今、とにかくここでの『強気』は注意が必要と言えるのではないでしょうか。

　オリックス<8591>のチャートも日経平均株価に連動し戻りを演じております。
　10月29日に決算を発表。2015年4～9月期の連結決算は、営業利益が35.2%増の1824億円。営業収益は22.5%増の1兆1700億円、税引前利益は24.7%増の2507億円、純利益は14.2%増の1612億円となりました。同時に、従来未定としていた今期の年間配当は45円(前期は36円)実施する方針としました。

　株価は、8月25日の安値1,496.5円から上昇を続いておりましたが、週末金曜日は－2円の1,792円と上値の重い動きとなりました。
　テクニカル的には過熱感が高まっております。
　一定幅、一定期間の上昇となっており、いったんピークアウトし調整入りとなる可能性が高まっております。