<動意株・20日>(大引け)=アズビル、IBJ、エンバイオHDなど
アズビル<6845.T>=5日続伸。同社は制御・自動化機器の大手。オールドファンなら旧社名の「山武ハネウェル」に馴染みが深い。16年3月期は営業利益段階で前期比22%増の187億円を見込むが、「2020年の東京五輪を控え、首都圏で大型の再開発案件が増加し同社の収益押し上げ要因となる」(国内証券)見込みで、来期以降の収益成長にも期待がかかっているようだ。また、「三菱UFJモルガン・スタンレー証券が19日付でレーティングを『オーバーウェート』に引き上げ、目標株価も4180円に引き上げているが、買いの主体は法人筋とみられる」(同)としていた。
IBJ<6071.T>=大幅続伸。婚活サイトを核に結婚関連サービスを手掛けているが、婚活パーティーやマッチングサイトで出会いを提供、紹介後のカウンセリングなどでも独自のノウハウを有する。15年12月期第2四半期累計(1~6月)の売上高は前年同期比27.6%増の19億4900万円、最終利益は同41.3%増の2億4500万円と好調。時流をとらえた婚活パーティーの動員数増加に加え、マッチングサイトの新規会員数が好調に伸びており収益に貢献している。株価は前週末に5日・25日移動平均線のゴールデンクロスを示現、上放れを明示している。
エンバイオ・ホールディングス<6092.T>=ストップ高。同社はきょう、子会社のアイ・エス・ソリューションと東京農工大学との共同研究により、シアンを分解する細菌を見つけ出し、単離(微生物単体を取り出すこと)に成功したことを公表。あわせて、特許の出願を行っていることも明らかにしており、これが材料視されているようだ。シアンはメッキや金属の表面加工など幅広く使われているが、一方で生体に対する毒性が強い。今回の研究成果は、シアンの汚染現場に見つけ出した菌を投入することで、シアンの原位置浄化が確立される可能性を秘めている。
ディジタルメディアプロフェッショナル<3652.T>=ストップ高。19日の取引終了後、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が公募を行った「平成27年度クリーンデバイス社会実装推進事業」において、同社が提案した「次世代画像認識・画像処理技術プラットフォームの研究開発」が採択されたと発表しており、今後の研究進展と業績への寄与を期待する買いが入っている。
JR西日本<9021.T>=反発。19日に日本政府観光局が発表した7月の訪日外客数は、前年同月比51.0%増の191万8000人と年間を通じた単月としての過去最高を記録したことから、訪日観光客需要で業績が好調な同社も再びインバウンド関連として物色されている。7月30日の取引終了後には16年3月期の連結業績を営業利益で1485億円から1620億円(前期比15.9%増)へ上方修正している。運輸業や旅行業、ホテル業などグループ全体での取り組みを行う「グループインバウンド推進室」を6月に設置しており、この効果も今後表面化していきそうだ。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
IBJ<6071.T>=大幅続伸。婚活サイトを核に結婚関連サービスを手掛けているが、婚活パーティーやマッチングサイトで出会いを提供、紹介後のカウンセリングなどでも独自のノウハウを有する。15年12月期第2四半期累計(1~6月)の売上高は前年同期比27.6%増の19億4900万円、最終利益は同41.3%増の2億4500万円と好調。時流をとらえた婚活パーティーの動員数増加に加え、マッチングサイトの新規会員数が好調に伸びており収益に貢献している。株価は前週末に5日・25日移動平均線のゴールデンクロスを示現、上放れを明示している。
エンバイオ・ホールディングス<6092.T>=ストップ高。同社はきょう、子会社のアイ・エス・ソリューションと東京農工大学との共同研究により、シアンを分解する細菌を見つけ出し、単離(微生物単体を取り出すこと)に成功したことを公表。あわせて、特許の出願を行っていることも明らかにしており、これが材料視されているようだ。シアンはメッキや金属の表面加工など幅広く使われているが、一方で生体に対する毒性が強い。今回の研究成果は、シアンの汚染現場に見つけ出した菌を投入することで、シアンの原位置浄化が確立される可能性を秘めている。
ディジタルメディアプロフェッショナル<3652.T>=ストップ高。19日の取引終了後、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が公募を行った「平成27年度クリーンデバイス社会実装推進事業」において、同社が提案した「次世代画像認識・画像処理技術プラットフォームの研究開発」が採択されたと発表しており、今後の研究進展と業績への寄与を期待する買いが入っている。
JR西日本<9021.T>=反発。19日に日本政府観光局が発表した7月の訪日外客数は、前年同月比51.0%増の191万8000人と年間を通じた単月としての過去最高を記録したことから、訪日観光客需要で業績が好調な同社も再びインバウンド関連として物色されている。7月30日の取引終了後には16年3月期の連結業績を営業利益で1485億円から1620億円(前期比15.9%増)へ上方修正している。運輸業や旅行業、ホテル業などグループ全体での取り組みを行う「グループインバウンド推進室」を6月に設置しており、この効果も今後表面化していきそうだ。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
関連銘柄
銘柄 | 株価 | 前日比 |
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6845
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1,227.5
(12/30)
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-25.0
(-1.99%)
|
6071
|
620.0
(12/30)
|
+9.0
(+1.47%)
|
6092
|
594.0
(12/30)
|
-4.0
(-0.66%)
|
3652
|
1,597.0
(12/30)
|
+44.0
(+2.83%)
|
9021
|
2,797.0
(12/30)
|
0.0
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