インバウンド需要取り込みと経営効率改善で業績絶好調
ドラックストア国内最大手。連結子会社19社により構成され、ドラッグストア・保険調剤薬局等のチェーン展開を行う小売事業を核に、卸売事業、管理サポート事業を展開しています。2016年第1四半期連結会計期間末におけるグループ店舗数は1,539店舗となりました。
訪日外国人観光客向けの免税対応店舗は176店舗に拡大。訪日外国人数は2020年には3000万人に達するといわれていますが、今後のインバウンド需要の拡大による業績拡大は今後も期待できると思います。
2016年3月期第1四半期の業績は、売上高が17.5%増の313億3000万円、営業利益が139.0%増の66億100万円、経常利益が117.4%増の72億2100万円四半期純利益が159.6%増の41億1900万円と大幅増益で着地しました。もっとも前年同期は消費税増税後の反動減がありますので、一概に比較はできませんが、それを考慮しても、内容は良いと思います。
天候等に恵まれたことで、医薬品や化粧品を中心にシーズン商品が好調に推移したこと。そして、訪日外国人の旺盛な購買意欲を免税対応店舗の拡大によりカバー。順調に販売が拡大しました。
一方、2016年3月期通期業績予想は、売上高が5.0%増の5100億円、営業利益が13.4%増の200億円、経常利益が9.8%増の220億円、当期純利益が11.9%増の130億円の見通し。年間配当金は60.0円から70.0円へ増配とする方針です。
同社の中期経営計画では、売上高6000億円、ROEを10%以上とし、長期目標では店舗数2000店舗売上高1兆円を目指しています。2014年リリースの「マツモトキヨシ公式アプリ」も、200万ダウンロードを突破。同社はオムにチャネル化の推進をはじめ、今後のEC市場の拡大への対応にも力を入れています。
また、タイでのドラッグストア展開のため合弁会社を設立するなど、グローバル展開にも注目していきたいところです。
訪日外国人観光客向けの免税対応店舗は176店舗に拡大。訪日外国人数は2020年には3000万人に達するといわれていますが、今後のインバウンド需要の拡大による業績拡大は今後も期待できると思います。
2016年3月期第1四半期の業績は、売上高が17.5%増の313億3000万円、営業利益が139.0%増の66億100万円、経常利益が117.4%増の72億2100万円四半期純利益が159.6%増の41億1900万円と大幅増益で着地しました。もっとも前年同期は消費税増税後の反動減がありますので、一概に比較はできませんが、それを考慮しても、内容は良いと思います。
天候等に恵まれたことで、医薬品や化粧品を中心にシーズン商品が好調に推移したこと。そして、訪日外国人の旺盛な購買意欲を免税対応店舗の拡大によりカバー。順調に販売が拡大しました。
一方、2016年3月期通期業績予想は、売上高が5.0%増の5100億円、営業利益が13.4%増の200億円、経常利益が9.8%増の220億円、当期純利益が11.9%増の130億円の見通し。年間配当金は60.0円から70.0円へ増配とする方針です。
同社の中期経営計画では、売上高6000億円、ROEを10%以上とし、長期目標では店舗数2000店舗売上高1兆円を目指しています。2014年リリースの「マツモトキヨシ公式アプリ」も、200万ダウンロードを突破。同社はオムにチャネル化の推進をはじめ、今後のEC市場の拡大への対応にも力を入れています。
また、タイでのドラッグストア展開のため合弁会社を設立するなど、グローバル展開にも注目していきたいところです。