13日の株式相場見通し=前日大幅安の後遺症警戒で軟調展開

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/08/13 08:44
 13日の東京株式市場は、きのうの全体相場大幅安の後遺症が予想されることから、売り優勢で日経平均株価は軟調な推移が予想される。また、東京外国為替市場で、円高・ドル安が進行していることも懸念材料となりそうだ。さらに、お盆休みも本格化していることから市場参加者は一段と減少することが予想され、押し目買いの動きも限定的と予想される。
 12日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比33セント安の1万7402.51ドルとほぼ横ばいで終えた。中国人民銀行による、連日の対ドルでの人民元切り下げを嫌気して売り先行でスタートし、一時ダウ平均株価の下落幅は前日比277ドルに達し、年初来安値(1万7164ドル=1月30日終値)を下回ったものの、売り一巡後には優良株を中心に買い戻しが入り、下落幅を急速に縮小する展開となった。ナスダック総合指数は、同7.597ポイント高の5044.387と反発した。
 日程面では、外装リフォーム工事やコンクリートの落下防止等の補修・改修工事を手掛ける福証Qボード既上場のエムビーエス<1401.T>が東証マザーズに上場。このほか、6月の機械受注統計、7月の投資信託概況に注目。海外では、米7月の小売売上高、マレーシア4~6月期のGDPに焦点となる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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