あす(13日)の株式相場見通し=大幅安の後遺症を警戒、押し目買いは限定的

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/08/12 18:27
 あす(13日)の東京株式市場は、きょうの全体相場大幅安の後遺症が予想されることから、売り優勢で日経平均株価は軟調な推移が予想される。連日にわたる人民元の基準値切り下げは、欧米株式市場にもマイナス影響を与える可能性がある。また、12日夕刻の外国為替市場で、円高・ドル安が急速に進行していることも懸念材料となりそうだ。
 お盆休みも本格化しており、市場参加者は一段と減少することが予想され、押し目買いの動きも限定的となりそうだ。きょうは支持線となった75日移動平均線(2万285円=12日)を下回ってくると、下げが加速する可能性もある。
 12日の東京株式市場では、日経平均株価は大幅続落となった。中国人民銀行が連日にわたり人民元の基準値切り下げを実施したのをきっかけに、中国経済への先行き警戒感が広がり、株価指数先物主導で売られた。日経平均株価終値は、前日比327円98銭安の2万392円77銭と大幅続落。
 日程面では、外装リフォーム工事やコンクリートの落下防止等の補修・改修工事を手掛ける福証Qボード既上場のエムビーエス<1401.T>が東証マザーズに上場。このほか、6月の機械受注統計、7月の投資信託概況に注目。海外では、米7月の小売売上高、マレーシア4~6月期のGDPが焦点となる。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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