ヤフーの集客力武器にBtoC事業も絶好調
オフィス用品通販の大手企業。文具用品市場における通販事業の先駆け。
文具流通は、メーカー→卸売業者→文具小売店→消費者という多段階経路がとられてきましたが、同社は通信販売を採用し、産業プロセスを短縮化し効率の良いビジネスモデルを構築しました。それも全国約1500社の文具小売店や印刷会社が代理店として存在し、新規顧客開拓、債権管理、代金回収を担当するという。企業のみならず建築現場や医療現場、そして個人消費者向けにも事業展開しています。
2015年5月期第1-3四半期までの業績は、売上高が10.7%増の2018億9800万円、営業利益が56.8%増の39億2600万円、経常利益が56.6%増の40億200万円、純利益が112.2%増の22億9500万円と増収増益となりました。
一方通期予想は、売上高が2770億円、営業利益が52.0%増の65億円、経常利益が45.2%増64億6000万円、純利益が57.0%増の34億円の見通しです。
円安による価格改定を行いましたが、価格改定以降も競争力を維持し、注文数は堅調に推移。さらに物流生産性の向上やコスト削減などが収益を押し上げました。
5月度の月次業績によると、前期同月比で全体売上高は15.0%増、うちBtoB事業は10.8%増、そして成長分野のBtoC事業「LOHACO」においては71.6%増と伸長しました。
個人消費者を対象としたBtoCの「LOHACO」が好調で売上高は79.3%増と大幅な伸長となりました。EC市場が成長を続ける中、同事業のふり幅はまだ余地が大きいと思います。同社はこれまでBtoB事業でさまざまなサプライヤーと提携してきましたが、これをBtoC事業にも活用していき、商品数の拡大に注力しています。加えてヤフーが筆頭株主であり、「LOHACO」事業について集客力強化や連携を深めていくという方針で、事業の更なる拡大が期待できます。
文具流通は、メーカー→卸売業者→文具小売店→消費者という多段階経路がとられてきましたが、同社は通信販売を採用し、産業プロセスを短縮化し効率の良いビジネスモデルを構築しました。それも全国約1500社の文具小売店や印刷会社が代理店として存在し、新規顧客開拓、債権管理、代金回収を担当するという。企業のみならず建築現場や医療現場、そして個人消費者向けにも事業展開しています。
2015年5月期第1-3四半期までの業績は、売上高が10.7%増の2018億9800万円、営業利益が56.8%増の39億2600万円、経常利益が56.6%増の40億200万円、純利益が112.2%増の22億9500万円と増収増益となりました。
一方通期予想は、売上高が2770億円、営業利益が52.0%増の65億円、経常利益が45.2%増64億6000万円、純利益が57.0%増の34億円の見通しです。
円安による価格改定を行いましたが、価格改定以降も競争力を維持し、注文数は堅調に推移。さらに物流生産性の向上やコスト削減などが収益を押し上げました。
5月度の月次業績によると、前期同月比で全体売上高は15.0%増、うちBtoB事業は10.8%増、そして成長分野のBtoC事業「LOHACO」においては71.6%増と伸長しました。
個人消費者を対象としたBtoCの「LOHACO」が好調で売上高は79.3%増と大幅な伸長となりました。EC市場が成長を続ける中、同事業のふり幅はまだ余地が大きいと思います。同社はこれまでBtoB事業でさまざまなサプライヤーと提携してきましたが、これをBtoC事業にも活用していき、商品数の拡大に注力しています。加えてヤフーが筆頭株主であり、「LOHACO」事業について集客力強化や連携を深めていくという方針で、事業の更なる拡大が期待できます。