中心市街地の不動産価格上昇を追い風に業績拡大
首都圏を軸に展開するマンションディベロッパー。太陽光発電マンションの供給実績で国内1位です。
一次取得者(初めてマイホームの購入を考える人)を顧客ターゲットにしてきましたが、高齢者向けマンションにも参入しました。太陽光発電ファンドがインフラファンド市場に上場。
主力のマンション販売戸数は低迷しまし前年を下回りましたが、メガソーラー事業が好調で売電収入が増加、売上高は135.9%増となりました。
そして販売単価が上がっている点に注目です。都心エリアの不動産価格は上昇しており、これは同社にとってプラスの傾向だと思います。都心エリアの不動産価格の上昇によって郊外へ流出した消費者や、アクティブシニア層をターゲットにしている点は中長期的にみても、需要拡大が見込めると思います。将来、団塊ジュニア世代のリタイアに向けて中心市街地のマンションニーズは拡大するものと見られており、買い替え、買い増しの増加が見込まれます。
そのほか発電事業、不動産賃貸事業、不動産管理事業、不動産流通事業などのストックフィービジネスにおける利益比率35%以上を目標としており、これは、マンション販売数の増加により達成されると期待できます。
2015年3月期は売上高が6.9%増の769億5600万円、営業利益が5.5%減の92億5700万円、経常利益が7.0%減の85億4000万円、純利益が2.6%減の57億1800万円と減益での着地となりました。
これに対して2016年通期予想は、売上高が21.9%増の938億円、営業利益が44.2%増の133億5000万円、経常利益が45.2%増の124億円、当期純利益が42.5%増の81億5000万円と大幅増収増益の見込み。
年間配当も、6円から10円の大幅増配の方針。
ROEが20%以上と高く、増配、自社株買いなど株主還元に前向きな姿勢を示していることも評価できます。
一次取得者(初めてマイホームの購入を考える人)を顧客ターゲットにしてきましたが、高齢者向けマンションにも参入しました。太陽光発電ファンドがインフラファンド市場に上場。
主力のマンション販売戸数は低迷しまし前年を下回りましたが、メガソーラー事業が好調で売電収入が増加、売上高は135.9%増となりました。
そして販売単価が上がっている点に注目です。都心エリアの不動産価格は上昇しており、これは同社にとってプラスの傾向だと思います。都心エリアの不動産価格の上昇によって郊外へ流出した消費者や、アクティブシニア層をターゲットにしている点は中長期的にみても、需要拡大が見込めると思います。将来、団塊ジュニア世代のリタイアに向けて中心市街地のマンションニーズは拡大するものと見られており、買い替え、買い増しの増加が見込まれます。
そのほか発電事業、不動産賃貸事業、不動産管理事業、不動産流通事業などのストックフィービジネスにおける利益比率35%以上を目標としており、これは、マンション販売数の増加により達成されると期待できます。
2015年3月期は売上高が6.9%増の769億5600万円、営業利益が5.5%減の92億5700万円、経常利益が7.0%減の85億4000万円、純利益が2.6%減の57億1800万円と減益での着地となりました。
これに対して2016年通期予想は、売上高が21.9%増の938億円、営業利益が44.2%増の133億5000万円、経常利益が45.2%増の124億円、当期純利益が42.5%増の81億5000万円と大幅増収増益の見込み。
年間配当も、6円から10円の大幅増配の方針。
ROEが20%以上と高く、増配、自社株買いなど株主還元に前向きな姿勢を示していることも評価できます。