◆ユーロ買い戻しの余波から、ドルは伸び悩み
※ご注意:予想期間は6月5日と表示されていますが、本日(6月4日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
ADP雇用統計はほぼ予想通り(+20.1万人)でしたが、米4月貿易収支は-408.79億ドルへと改善しました。
これを“米GDPへの押し下げ圧力低下”と捉えたマーケットは、米国債売り(利回りは上昇)/ドル買いとなってドル円を一時124.671円へと押し上げました。
しかしこの動きを上回ったのが、独10年債利回りの上昇でした。
ドラギ総裁の定例記者会見では「激しく揺れ動く独国債利回り」が懸念されることはなく、事実上“容認”された格好になったからです。
これにギリシャ懸念の緩和期待が重なったことで、ユーロの買い戻し圧力に拍車がかかりました。
ユーロドルは1.12ドルを回復、ユーロ円も140円の大台に乗せる大幅続伸を見せ、相対的にドルは売られる展開となりました。
こうして堅調推移こそ見せたドル円でしたが、上値を押さえられ、124円前半で伸び悩んで昨日の取引を終えています。
ADP雇用統計はほぼ予想通り(+20.1万人)でしたが、米4月貿易収支は-408.79億ドルへと改善しました。
これを“米GDPへの押し下げ圧力低下”と捉えたマーケットは、米国債売り(利回りは上昇)/ドル買いとなってドル円を一時124.671円へと押し上げました。
しかしこの動きを上回ったのが、独10年債利回りの上昇でした。
ドラギ総裁の定例記者会見では「激しく揺れ動く独国債利回り」が懸念されることはなく、事実上“容認”された格好になったからです。
これにギリシャ懸念の緩和期待が重なったことで、ユーロの買い戻し圧力に拍車がかかりました。
ユーロドルは1.12ドルを回復、ユーロ円も140円の大台に乗せる大幅続伸を見せ、相対的にドルは売られる展開となりました。
こうして堅調推移こそ見せたドル円でしたが、上値を押さえられ、124円前半で伸び悩んで昨日の取引を終えています。