過熱感なきまま年初来高値が視野に
昨日発表された米FOMC議事録は、利上げ開始時期について6月の公算は小さいとしたものの、それ以上の踏み込みは避けて「経済情勢次第」という従来からの姿勢を堅持した。
ドル/円は議事録公表後に乱高下する場面もあったが、総じて底堅く121円台を維持している。それほど過熱感のないまま年初来高値(122.022円)を視界に捉えた格好だが、高値更新のためにはもう一押しの強材料が欲しいところかもしれない。
利上げ開始時期についての不透明感が晴れない中でのドルの上昇には限界があるとの見方にもそれなりの説得力がある。
とはいえ、米10年債利回りが年初来の最高水準にあり、NYダウ平均も史上最高値圏で推移する中にあって、ドルが年初来高値を更新してもなんら不思議ではないだろう。引き続き、米国債利回りや米国株の動向に注目しておきたい。
ドル/円は議事録公表後に乱高下する場面もあったが、総じて底堅く121円台を維持している。それほど過熱感のないまま年初来高値(122.022円)を視界に捉えた格好だが、高値更新のためにはもう一押しの強材料が欲しいところかもしれない。
利上げ開始時期についての不透明感が晴れない中でのドルの上昇には限界があるとの見方にもそれなりの説得力がある。
とはいえ、米10年債利回りが年初来の最高水準にあり、NYダウ平均も史上最高値圏で推移する中にあって、ドルが年初来高値を更新してもなんら不思議ではないだろう。引き続き、米国債利回りや米国株の動向に注目しておきたい。