資生堂：弱材料の発表後にも関わらず、急伸して過熱気味に…？

【似たチャート形は680回中、440回も値下がりした】

ここ５日間で、株価は14.14%も上昇。本ケースのような値動きをしたサンプルを15年分、集計したところ、日中に株価が下落した確率が64.71%と高い水準でした。今後の調整に注意しましょう。

【資生堂とは？】

化粧品会社。医薬品にも展開。
4月27日に決算を発表。2015年3月期は前期比43.1%減に。これを受けて市場は冷たい反応。直近はズルズルと株価が下がる展開が続いていました。
一方、直近は急伸が続いており、過熱気味な推移となりました。短期的には売りに優勢なチャート形ですから、今後の急落に注意が必要です。購入を検討されている方は、考えなおしてみた方が良さそうです。

【注目ポイント：直近５日間で14.14%の上昇】

直近５日間の上昇率は14.14%と、過剰な上昇となりました。急激に上昇したため、本日以降は売りが強まることが予想されます。統計的にも短期的に売りが優勢。似たような値動きをしたサンプルは１度あたり、平均で株価が1.73%下がりました。

【同じような値動きパターンは680回もあった】似た値動きが起きた回数：680回 →そのうち、値上がりした回数：240回 →そのうち、値下がりした回数：440回 →１度あたりの平均株価変動率：-1.73%

似た値動きが起きた回数：680回
→そのうち、値上がりした回数：240回
→そのうち、値下がりした回数：440回
→１度あたりの平均株価変動率：-1.73%