大陽日酸は大幅高で新値街道走る、半導体設投需要拡大と水素ステーションで思惑

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/02/20 11:39
 大陽日酸<4091.T>が大幅高で4日続伸、13週移動平均線から上放れ、前日に昨年来高値を更新したが一気に上昇加速の様相となった。工業ガス最大手で半導体メーカーの設投意欲の拡大を背景に電子材料向けガスで高水準の需要を確保、15年3月期営業利益は前期比2ケタ増益の350億円を見込むなど好調だ。また、工業用ガス大手で水素ステーション向け主要機器でも実績を持つ。安倍政権が目指す水素社会確立に向けた政策支援が関連銘柄の株価を折に触れて刺激しているが、そのなか同社は豊田通商<8015.T>岩谷産業<8088.T>と共同で日本初の商業用移動式水素ステーションの運営に乗り出しており、これが株高に向けた思惑の源泉となっている。

大陽日酸の株価11時30分現在1775円(△131円)



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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