セーラーが反落、14年12月期は計画未達で2億900万円の最終赤字を嫌気

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/02/17 11:02
 セーラー万年筆<7992.T>が反落。同社は16日の取引終了後、前14年12月期連結決算を発表。売上高は従来予想の62億6500万円に対して61億7200万円(前の期比11.7%増)、営業損益は8000万円の黒字に対して9100万円の赤字(前の期実績2億8700万円の赤字)、最終損益は1800万円の黒字に対して2億900万円の赤字(同3億5900万円の赤字)と計画未達となり、これを嫌気している。新製品の市場投入遅れや連結子会社「写楽精密機械(上海)」の売り上げ不振が影響している。
 今15年12月期は売上高63億円、営業損益1億1000万円の黒字、最終損益8000万円の黒字を見込んでいる。
 同時に同社は、昨年4月30日に公表した中期経営計画(14~16年)を見直すことを発表した。海外販売戦略の見直しや新製品の市場投入遅れなどを考慮し、目標最終年度を1年延長。新たな目標最終年度になる17年12月期に売上高70億7000万円、営業利益2億円を目指す方針。

セーラーの株価は11時1分現在38円(▼2円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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