蛇の目は堅調、第３四半期は経常利益４６％増

　蛇の目ミシン工業＜6445.T＞は堅調。４日取引終了後、１５年３月期第３四半期累計（４～１２月）の連結決算を発表。売上高３４４億４８００万円（前年同期比２．４％増）、経常利益２５億１２００万円（同４６．０％増）、最終利益１６億７９００万円（同６６．１％増）と増収大幅増益になった。
　スマートフォンなど携帯端末機や自動車部品業界向けを中心に、卓上ロボットが第３四半期累計で過去最高の３９００台を販売するなど産業機器が大きく伸びたほか、ダイカスト鋳造品も拡大。増収で営業増益を確保し、前年同期に多額の事業再編損を計上していたことから経常、最終段階の増益幅が広がった。
　通期は売上高４６０億円（前期比２．９％増）、経常利益２７億円（同１４．７％増）、最終利益１８億円（同２３．２％増）と従来見通しを据え置いている。

蛇の目の株価は９時２３分現在１３６円（△３円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）