日合成が15年3月期業績予想を下方修正、一部有機合成製品の減販などを警戒

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/02/03 15:59
 日本合成化学工業<4201.T>がこの日の取引終了後、15年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の1070億円から1045億円(前期比6.0%減)へ、営業利益を同125億円から110億円(同32.2%減)へ、純利益を同80億円から72億円(同10.2%減)へ下方修正した。第4四半期において、一部有機合成製品の減販および「OPLフィルム」6系製造設備の良品率低下に伴う一部減販などが予想されることが要因としている。
 同時に発表した第3四半期累計(4~12月)決算は、売上高781億9100万円(前年同期比4.4%増)、営業利益86億2000万円(同24.2%減)、純利益58億4500万円(同25.2%減)だった。「OPLフィルム」での熊本・大垣両工場の定期修繕後の立ち上げ遅れがあったほか、6系広幅設備の本格稼働がずれ込んだことなどで労務費や生産設備費が増加したほか、欧州市場での原料価格高騰などが響いたとしている。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
906.0
(11/08)
+1.0
(+0.11%)