三越伊勢丹が後場下げ幅を拡大、第3四半期2ケタ営業減益を嫌気

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/01/30 13:31
 三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>が後場に入り下げ幅を拡大している。午後1時ごろに発表した第3四半期累計(4~12月)連結決算で、売上高9412億9600万円(前年同期比2.6%減)、営業利益264億1000万円(同11.1%減)、純利益180億9500万円(同8.1%減)と営業2ケタ減益となったことが嫌気されている。消費増税に伴う駆け込み需要の反動減が個人消費を大きく押し下げ、その後の回復ペースが緩慢なことが売り上げの減少に響いた。
 なお、15年3月期通期業績予想は売上高1兆2800億円(前期比3.1%減)、営業利益350億円(同1.0%増)、純利益200億円(同5.5%減)を据え置いている。
 また同時に、80万株(自己株式を除く発行済み株式数の0.20%)、10億円を上限とする自社株買いを発表したが、市場の反応は限定的。取得期間は2月2日から4月30日まで。

三越伊勢丹の株価は13時26分現在1639円(▼78円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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