日通が新高値、円安、原油安効果で14年4~12月期最終利益33%増

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/01/30 13:22
 日本通運<9062.T>が大幅高で昨年来高値を更新。30日午後1時、15年3月期第3四半期累計(14年4~12月)の連結決算を発表。売上高は1兆4177億8400万円(前年同期比10.7%増)、営業利益は347億2900万円(同16.3%増)、最終利益は243億5900万円(同33.1%増)だった。国内貨物は消費関連貨物などの輸送需要が停滞したが、国際貨物は円安による輸送量の押し上げ効果が寄与した。特に米国向け航空貨物の輸出などが堅調だった。
 通期業績予想は従来見通しを据え置いた。通期最終利益は300億円(前期比13.9%増)を見込んでいるが、原油市況安を背景とするガソリン価格の低下が収益に強力な追い風となっており、進捗率からも増額修正期待が高まりそうだ。

日通の株価は13時16分現在692円(△22円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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