南海電鉄が一時7%安、公募増資と自己株処分による希薄化など懸念

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/12/01 10:34
 南海電気鉄道<9044.T>が急落。株価は一時、前週末に比べ42円(7.0%)安の554円まで売られた。前週末28日の取引終了後、公募増資と自己株処分を発表しており、1株当たり利益の希薄化と株式需給の悪化を懸念した売りが膨らんでいる。公募増資3965万株と385万株の自己株処分、上限650万株のオーバーアロットメントによる売り出しを実施する。調達資金は約263億円で、泉北高速鉄道株式会社の株式取得の際の金融機関からの借入金の返済などに充てる。発行済み株式数は最大で約9%増加する見込み。発行・処分価格は12月9~12日のいずれかの日に決定する。

南海電鉄の株価は10時29分現在561円(▼35円)





出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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