エバラ食品が大幅続伸、12月17日付で東証1部銘柄指定を好感

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/11/26 09:23
 エバラ食品工業<2819.T>が大幅続伸で年初来高値を更新。25日の取引終了後、東京証券取引所の承認を得て、12月17日付で東証2部銘柄から東証1部銘柄に指定されることになったと発表しており、これを好感した買いが入っている。同社は「黄金の味」「焼肉のたれ」などで知られる調味料メーカー。15年3月期連結業績は、売上高507億円(前期比1.1%増)、経常利益18億円(同3.6%減)を見込む。なお、東証1部指定に伴い、従来27円を予定していた期末一括配当に記念配当5円を実施し32円にするとしていることも好材料視されているようだ。
 上場に伴い、110万株の公募による自社株の処分やオーバーアロットメントによる売り出しなども行うとあわせて発表した。これらの資金調達による手取り概算額約23億48万円については、栃木工場の生産設備への設備投資額の一部に充当させるとしている。
 また、87万株(発行済み株式数の7.02%)の自社株消却実施も明らかにした。消却予定日は12月16日。

エバラ食品の株価は9時17分現在2250円(△190円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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