日本の政治ネタで116円越えは困難、米イベントが焦点=外為どっとコム総研 神田卓也
116円付近で戻り売り
東京市場のドル/円は、115.80円台まで小高く推移。消費増税見送り観測が高まり、株価が上昇した流れに沿って円売りが優勢となった。ただ、昨日高値(116.003円)や一昨日高値(116.104円)には届かず、116円付近での戻り売り意欲の強さも窺える。
米経済指標と要人発言がカギ
本邦サイドの材料(円安要因)では116円の壁を越えられなかった事になり、この水準を突破するには米国発のドル高要因が必要と見られる。米週次新規失業保険申請件数(22:30)とイエレン米FRB議長の講演(26:45)がドル高を後押しできるかが海外市場の最大の焦点だろう。
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